当初、阿部監督はソフトバンクからトレードで獲得した内野手・砂川リチャード(26)に触れ、「ワクワク感みたいなのがある」と期待を表明。彼の打率が「1割切っても2軍に落とそうとは思ってない」と断言した。
ところが6月12日に行われた対ソフトバンク戦が引き分けで終わると、阿部監督はリチャードの2軍落ちを即断した。
なぜ阿部監督は前言を翻したのか。それはリチャードが6回表に無死一塁で打席に立った際、エンドランのサインを見落としてしまったからだ。阿部監督は記者に「打つ、打たないの問題ではない」と話し、凡ミスは許さないという姿勢を明確にした。
とはいえ、リチャードが極度の打撃不振だったことは紛れもない事実だ。42打数で4安打、打率は0割9分5厘。本塁打2本に打点4、出塁率は1割5分6厘──これでは2軍落ちも致し方ないだろう。担当記者が言う。
「5月12日、当時は巨人に在籍していた秋広優人内野手(22)と大江竜聖投手(26)、そしてソフトバンクだったリチャード選手による2対1のトレードが電撃発表されました。プロ野球ファンから驚きの声が上がる中、最初に注目を集めたのはリチャード選手でした。翌13日の広島戦にスタメンで起用されるとホームランを放ったのです。しかし、その後はバットから快音が響くことは減り、6月3日にセ・パ交流戦が開幕した時点で打率1割台と低迷していました」
巨人ファンの嘆き
...もっと見る