セ・リーグが指名打者(DH)制を2027年から導入することが4日、決まった。この日のセ理事会で承認され、発表された。MLBのナ・リーグ、国際大会などでも採用され、高校野球も全国大会では来年3月の選抜大会からの採用が1日に決まっている。
パ・リーグがDH制を採用したのは2リーグ分立から25年後の1975年だった。50年以上、独自のルールを貫いてきたセが導入に傾いたのは、交流戦の開始や、国際試合の増加が背景にあった。
ここ数年にわたって意見交換が行われ、榊原定征コミッショナーが就任した直後の23年1月の12球団監督会議で「セ・リーグのDH制はどうか」と問題提起。今年1月には、即座の改正はないとした上で「50何年も、セとパがルールが違うのはノーマルな状態ではない」との見解を示していた。
それ以前にも19年には当時の巨人・原辰徳監督が、オーナー報告の席でセも「DH制を使うべき」と提言。日本シリーズでソフトバンクに4連敗し「DH制で相当、差を付けられている感じがある」と発言した。
コロナ下だった20年には、投手の負担軽減を目的にNPBが日本シリーズで全試合DH制を採用することを発表。同年12月の選手会総会で実施した12球団の選手会長ら25選手を対象としたアンケートでは、9割以上がセのDH制導入に賛成していた。
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