日本野球機構(NPB)とプロ野球12球団は10日、都内で機構理事会と実行委員会を開き、来季から新たに「長嶋茂雄賞」を創設することを決定した。今年6月3日に89歳で死去した“ミスタープロ野球”長嶋茂雄さんの功績を後世に残すべく、走攻守に顕著な活躍を見せ、かつファンを魅了した野手に贈られる。会議後に会見を行ったプロ野球の榊原定征コミッショナー(82)は、第2の長嶋茂雄の出現にも期待を寄せていた。
野球を愛し、そして万人から愛された“ミスタープロ野球”の思いを未来へとつなぐべく、その名を冠した「長嶋茂雄賞」の創設が決まった。
榊原コミッショナーは会見で「長嶋茂雄の名を冠した賞を創設したいという声がファンのみなさま、長嶋さんが所属していた巨人軍をはじめとする各球団ならびにNPB内部など各界から上がっていた。本日の機構理事会において全会一致で長嶋茂雄賞の創設を決議した」と経緯を説明した。
「長嶋茂雄賞」は来季以降の公式戦で走攻守に顕著な活躍をし、かつファンを魅了するなどプロ野球の価値向上に貢献した野手1人に贈られる。今後はプロ野球OBなどで構成される選考委員会を立ち上げ、詳細な選考基準などを制定。日本シリーズ終了後に選考委員会を開く運びとなる。
同賞の創設を熱望した1人である榊原コミッショナーは「長嶋茂雄さんは非常に特別な方。ファンを魅了する、社会を明るくする、プロ野球ファンを増やす…本当に日本のプロ野球発展に尽くされた方。そういった記憶が100年、200年と続くような賞であってほしい」と熱弁した。
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