日韓戦の激闘から一夜明け。森下の視線は早くも来春へ向いていた。来年3月に開催される第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の日本代表選出へ向け、早くも今月末から異例の逆算調整に入ることを明かした。
「(体の)立ち上げは例年と違う形になると思う。WBCの出場を見越して早めにやります」
前日16日の韓国戦を終え、この日から約10日間は完全休養に充てる予定。だが、その間に行われる球団行事などにも参加しながら月末に始動する。12月は主に大阪、東京を拠点にして本格的にペースアップ。昨年の同月は週2、3度のペースで出演していたオフのイベントなども今年は「ほぼお断りしている状況」という。2年ぶりのリーグ独走Vに貢献した25歳はバラ色のオフを返上し、日の丸を背負う強い決意をにじませた。
今年は初めて年内に沖縄へと向かう予定だ。温暖な地でバットを振りこんで土台をつくることが目的。来年3月6日の台湾戦が行われるWBC本戦の第1次ラウンドへ向けて、昨年に比べると約1カ月も早い“ギガ速仕上げ”でコンディションをつくりあげる。
「3番・右翼」で出場した15日の韓国戦。5回無死一塁の第3打席目に中前へはじき返すと、前日16日は4回先頭の第2打席に右中間二塁打を放った。続く5回1死では四球を選び、いずれも3得点の起点となった。強化合宿初日の6日から本格的に取り組んできた中堅の守備も無難にこなし、井端監督に攻守で猛アピールした。
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