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プロ野球西武でドラフト同期入団でもある2人の「レジェンド」が、プロ25年目に向けてそれぞれのスタートを切った。通算500本塁打まで残り19本に迫っている中村剛也内野手(42)は「一日一日を生きていきたい」と自然体を強調。一方、通算2150安打をマークしている栗山巧外野手(42)は来季限りでの現役引退を表明し、「自分が今までやってきたことをどこまで出せるか、すべてを出し尽くしたい」と完全燃焼を誓った。
【写真】西武・栗山巧、来季限りの現役引退を表明 25年目へ「全てを出し尽くしたい」
■「人は人なんで」
12月4日に契約更改交渉に臨んだ中村は、2500万円減の7500万円(金額は推定)でサイン。今季は代打での出場機会も多かった背番号60は「シーズン初めはうまいこといっていた。でも、交流戦に入ってからは代打が多く、そこへのアジャストができなかった」と今季の自身の成績を振り返った。
シーズン中は2軍での試合出場も経験し、若手選手とも触れ合う機会が多かった。アドバイスを求められることもあったというが、「教えるというのとは違うと思うけれど、気づいたことを(若手に)ぼんやり言ってあげる。結局、何をするにも(自分で)考えてやった方が身につくので」と、持論を展開した。
...もっと見る11月24日には20年以上にわたってチームで切磋琢磨(せっさたくま)してきた栗山が来季限りでの現役引退を表明したが、「感じるところはそんなにない。人は人なんで」と話し、胸の内は明かさなかった。自身の引き際を報道陣から問われると「一日一日を生きていきたい。とりあえず来年は(現役を)やります」と前を見据えた。
■「しっかりと自分のプレーを」
「2026年のシーズンは、僕自身の25年目を迎える締めくくりのシーズンとさせていただくことを報告します」
11月24日に行われた契約更改交渉終了後、自ら来季限りでの現役引退を表明した栗山。ただ、約20分間の会見で「引退」という2文字を使うことは一度もなかった。
シーズン前に引退を表明するのは極めて異例だが、栗山は「ファンの皆さんにしっかりと自分のプレーをみてもらいたい。今の僕の気持ちで何か伝えられるものを見てもらいたい。そういう思いから、こうなりました」と説明。チームメートに対しては「何を感じてもらえるかが重要になる。ああいうふうになりたいと思ってもらえるようにしたい」として、来季のプレーに集中する姿勢を強調した。
中村と同様、今季は2軍で過ごす時間も長かったが「発見もあったし、学びも多かった」という。「今までずっと野球をやってきたので、技術をしっかりと見せること。それをもって、みなさんに感謝の気持ちをどう感じてもらえるか」とファンへの熱い思いも語った。
西武のかつての黄金期を支えてきた2人が、同じ1軍の舞台で再び輝けるか。来年で43歳を迎える2人のベテランが、ラストスパートをかける。
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