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阪神の佐藤輝明が本格的に覚醒の時を迎えようとしている。6月8日のオリックス戦では8回1死満塁で145キロ直球を振り抜くと、高々と上がった打球がバックスクリーンへ。打った瞬間に本塁打とわかる確信弾で、佐藤は打球の行方を見定めてからゆっくりと走り始めた。交流戦6試合で4本と量産状態の本塁打はリーグ断トツの17本となり、すでに昨年の本塁打数を上回った。45打点もリーグトップだ。

パ・リーグのスコアラーがこう分析する。

「強引に振り回さなくなりましたよね。以前は内角高めに速い球を徹底して突けば、ボール球でも手を出して打撃を崩していましたが、今年はきっちり見極めて、好球必打ができている。元々パワーはある選手なので、きっちりコンタクトすればスタンドまで打球を飛ばせる。パ・リーグにこういう打者はいないので厄介ですよ」

■甲子園の浜風に阻まれていた本塁打

 近大から2020年秋のドラフト1位で入団すると、21年からいきなり3年連続20本塁打をマーク。これは左打者の新人としてはNPB初の記録だった。だが、なかなか次の壁が越えられない。球界屈指のパワーがあると言われながら、本塁打は21年と23年の24本が最多で、本塁打王レースに加われない。4年目の昨年は16本塁打と自己最少の数字に終わった。

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>>140
規格外のパワーに加え、今年は広角に本塁打を打つ技術を身に着けたことで、相手バッテリーが抑えるのが難しい強打者に変貌した。岡本、村上の両主砲が故障で長期離脱していることもあり、早くも本塁打王が視野に入っている。阪神で本塁打王を最後に獲得した選手は、2年連続三冠王を獲得した1986年のランディ・バース。日本人打者では84年の掛布雅之までさかのぼる。バース以来の三冠王の獲得も実現可能な目標だ。

■メジャー球団の評価が急上昇

 今オフにもポスティング・システムを利用してメジャーに挑戦する可能性がある村上、岡本が長期離脱して、佐藤に対するメジャーの評価も一気に上がってきた。日本に駐在するメジャーのスカウトは「甲子園を本拠地に40本塁打を打てば、他球団で50本塁打以上の価値がある。個人的には村上より佐藤のほうが身体能力の高さで上だと思います。好不調の波が少なくなり、本塁打を打つコツをつかんだように感じる。今後の活躍が楽しみですね」と期待を込める。

 メジャーリーガーの代理人も「佐藤の市場価値が米国の球団の中で上がっている」と断言する。

「メジャーでは150キロ中盤を常時投げる投手がゴロゴロいる。速い球のコンタクト率が低いとメジャーの世界で活躍するのは厳しい。佐藤の強みは速い球への対応力が高いことです。力負けしないスイングに加え、変化球も下半身の粘りで上体が突っ込まずにバットのヘッドが走って長打を打っている。修正すべきポイントはありますが、メジャーで通用する力を十分に備えています」
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