井上一樹監督(54)が9日、来月上旬から高知市の県立春野総合運動公園で行う秋季キャンプ期間中に、同県内でキャンプを行う予定の阪神とオリックスに練習試合を申し込んだことを明かした。今季優勝したタイガースと、3位だったオリックス。この日は、シーズン終了後初めてとなる全体練習をバンテリンドームナゴヤで行った。
井上監督は来春までのプランを練っていた。そのひとつが高知での実戦。すでに、阪神とオリックスには練習試合を申し込んだという。
「強化メンバーを連れて行きます。その中で実戦をやりたい。阪神さんとオリックスさんには練習試合をやらせてもらえませんか、とお願いしました。経験が足りないピッチャーがたくさんいる。もっと打席に立たせたい選手もいる。今、打診しています、という形です」
強化の道のりに腕試しがあると現状を把握できる。キャンプの施設は西武2、3軍が春のキャンプを行う県立春野総合運動公園。今年2月には中村剛や栗山らが汗を流した。「僕の中ではメンバーとして決めています」と言ったのはシーズン終盤に1軍登板させた松木平と福田。現在はともにみやざきフェニックス・リーグで鍛錬を積む。宮崎から高知へ、そしてAクラスチームとの対戦でシーズンを締めくくらせたい。
この日は、フェニックス・リーグを除くメンバーによる、本拠地での練習スタート。井上監督は目の前の大島や涌井の名前を出しながら説いた。「頑張って1年間を終えた選手、ふがいない形で終わってしまった選手がいる。チームには来月40歳になる大島から、下は高卒ルーキーがいる。年齢がいったから、伸びしろが途絶えたとは思わない。投手最年長の涌井もまだまだ伸びると思ってやってくれ」。成長と実力主義を再確認してから練習は始まった。
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