【川上憲伸の目】◇3日 ヤクルト0―1🐉(神宮)
柳裕也投手が完封勝利を挙げ、連勝。勝利の立役者はもちろん柳であるのは間違いないが、バックも守りでよく助けた。特に光ったのは「2番・二塁」で出場し、再三の好守で救った田中幹也内野手だ。
5回は先頭・増田の安打性の二ゴロをアウトにし、2死二塁で代打・田中の場面では、頭上を抜けそうなライナーをドンピシャのジャンピングキャッチ。8回1死から代打・宮本の二遊間へのゴロも追いつくと素早く強い送球で間一髪アウトにした。評論家の川上憲伸氏も「田中の守備はすごく大きかった」といい、「ピッチャーからしたら、1点を防いでくれたじゃなく、1点を取ってくれたという感じですね」といい、スコアは細川の適時打で奪った1―0の試合だったが、「田中は2点ぐらい取ってくれた感じ」とたたえた。
また、ミゲル・サノー内野手の守備も大きかった。初回、先頭・長岡の一塁線を抜けそうな当たりをうまく好捕してアウトにしたが、川上氏は「初回に1点を取った後、あの長岡の当たりが抜けていたらどうなったか分からない。いい守備だった」と話した。
また、2日は大野雄大投手が完投し、この日は柳が完封して連勝したことに、「井上監督にとっても大きな連勝となった」と川上氏 開幕からの5連敗は、故障者が出てそろわなかったリリーフが打たれたり、外野のミスが出て負けが続いたと指摘した一方、不安があったリリーフを使わずに2つ勝ち切ることができたとし、川上氏は「トンネルは抜けたと思う」とも話した。
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