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 中日はどこへ向かおうとしているのか。今季もBクラスが定位置になりつつある中、巻き返しへ向けた具体的な動きは見られない。熱心なファンに支えられて本拠地・バンテリンドームナゴヤの客足は好調だが、チーム浮上の気配は感じられない。

「泣きたいのはこっちの方だ」「泣いている暇があるのなら補強に動いてくれ」というストレートな意見がネット上には溢れた。

 中日は6月14日の日本ハム戦(エスコンF)で交流戦の全日程を終了。7勝11敗と負け越した結果を踏まえ、球団本部長・朝田憲祐氏が涙ながらの謝罪を行った。

「まだ諦めていません。補強など選手がパフォーマンスを発揮できるようサポートします」(朝田氏)と前向きに語ったものの、周囲の反応は冷ややかだ。

「リーグ屈指と言われた投手陣が期待を裏切っている。攻撃陣にも怪我・故障者が相次いだ。しかしここまで負けが増えるとは想定外。シーズンは半分以上残っているとはいえ早く動かないと手遅れになるだけに、本部長の言葉には驚いた」(中日OB)
...もっと見る  1936年に創設された中日は、NPB屈指の歴史を誇る“老舗球団”。選手・ファンからの要望が続いたホームランウイング導入決定までの経緯からも、慎重姿勢を崩さない“保守派”の印象が強い。

「中日が監督交代や緊急補強に動かないのは、バンテリンドームの客足が良く収益が伸びているのも無関係ではないだろう。球団経営はビジネスなので、『うまく機能している間は無理に動かない』という姿勢も理解できるのだが……」(スポーツマーケティング関連会社関係者)

 プロ野球球団は地域の“公共財”でありニーズに応える必要はあるだろうが、最終的には“ビジネス”だ。チームが勝てなくても集客できれば、オーナー企業は潤いチームを保持できる。

「MLBのシカゴ・カブスと似ている感じ。1870年創設の伝統球団は、1908年から2016年まで100年以上も世界一になれなかった。しかし大人気チームで球場は常に満員、オーナーにとっては旨みのある存在。“チーム愛”もあっただろうが、“ビジネス”も大きいとされる」(MLB関連サイト編集者)

 チューインガムで有名なリグレー家(球場名の由来)が1921年から1980年。そしてメディア企業のトリビューン社が1981年から2008年までオーナーを務めた。しかしその間、地区やリーグ優勝はあったが決して強豪ではなかった。その後、2009年に多角的なビジネス展開を行うリケッツ家のグループに球団は買収された。

「米国のようにビジネスライクで、『収益を上げて球団価値を高め、最後は売却する投機目的』という風潮は日本にはそぐわないだろう。しかし、『スポーツはビジネス』という風潮は強くなりつつもある。中日の経営陣はどういう判断をしているのだろうか?」(MLB関連サイト編集者)

 ファンとしては、「チームが勝つためにお金を使って欲しい」という思いもあるだろう。しかしそれだけでは球団経営が成り立たないのも現実だ。

「落合博満氏が中日監督時代に『勝つことが最大のファンサービス』と公言したが、皮肉なことに客足はスタンドから遠のいた。これだけ勝てなくてもバンテリンドームは満員状態になる。何を目指せば良いのか難しい」(中日OB)

 グラウンド内では「勝利か、育成か」が常に議論される。同様にグラウンド外では「勝利か、収益か」が問題になる時代。何が正解なのかは誰にもわからないが、中日ファンにとっては歯がゆく、もどかしい日々が続くのは間違いなさそうだ。


親会社は球団を手放さんやろうし、生きてるうちは我慢し続けるかファンを辞めるかのどっちかやろな😑

Kibinago.com

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