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村松開人内野手(24)が24日、広島とのオープン戦(北谷)で「2番・遊撃」でスタメン出場し、3安打を放った。今季、竜のショートストップに定着を目指す背番号5が攻撃を引っ張り、チームは6―3で勝利。今季から指揮を執る井上一樹監督(53)にとっては、オープン戦初白星となった。

 醸し出す雰囲気が少しずつ変わってきた。「沖縄で最後の試合をいい形で締めくくれたのはよかった。ただ課題もたくさん出たので、名古屋に帰ってから、向き合っていきたい」。オープン戦初白星につながる3安打もあくまで過程。村松の目は開幕、さらに先のシーズンを見据えていた。

 攻撃の起点として、十分な働きぶりだった。初回無死二塁では、広島先発の新助っ人・ドミンゲスから投手強襲の内野安打で好機を拡大。5回1死一塁では4番手・島内の低め直球を引っ張り、右翼越えの二塁打に。最後は無死二塁で迎えた7回の第4打席で6番手・遠藤の外角直球を右前へ転がした。

 一方、課題の一つに挙げたのは守備だ。5回。先頭・田村が放った二遊間寄りのゴロにバウンドをあわせ損ねて、ファンブル。「前で勝負することはもちろん、打球への反応がよければ、もっと楽なところで捕れた。そういったところを見つめ直せれば」。守備の要を担うための鍛錬は続く。

 「準備」。この二文字を愚直に突き詰める。昨年の春季キャンプ同様、全体アップが始まる1時間30分以上前に村松は陸上競技場へ足を運ぶ。2023年オフから師事する安福一貴トレーナーが組んでくれたメニュー約30種類を1時間以上かけてこなす。一見すると去年と同じ。ただ今年は少し違う。「自分の体調に合わせて自分でメニューを調整するようにしています」。例えば、右肩に疲れによる重さを感じていた24日は本来組み込まれているプライオボールを使ったメニューを省いた。「毎日、体の状態は違う。常に一定にするのは無理でも、その日のベストの状態に仕上げることはできる。そのための引き算です」。ただ渡された練習をするだけではなく、自分の体を知り、状態に合わせて調整する。今ではタータンを蹴る足音を聞き分け、状態を把握できるという。

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