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25日、アグレスタジアム北谷で来日初のブルペン投球で32球を投じた。投球時に左足を三塁寄りへとインステップする独特のフォームを披露。守護神候補に名前が挙がる右腕は、右打者の懐をえぐるシンカーと外に逃げるスライダーを操るケンカ投法でセ界の各打者を牛耳る。
ようやく沖縄らしい陽気に包まれたキャンプ最終日。大トリでブルペン入りした守護神候補のマルテは「6、7割くらいの力感。まだまだ状態を上げられる」と言いつつも、持ち味の一端を示した。
本格的な投球練習は18日に来日してから初めて。井上監督や山井、浅尾両投手コーチらが視線を送った。投球フォームの特徴は、踏み込んだ際にやや三塁側へ着地する左足。インステップから放たれた直球、スライダー、シンカーが宇佐見と木下のミットを鳴らした。
時折、捕手に要求したのは高めの直球とシンカー。32球を投げ終えた後は井上監督や投手コーチ、宇佐見、木下らを交えて意見交換。高めを要求した際の構え方や状況ごとの配球に対する考え方を伝えたという。
「意図はご想像にお任せするよ」と不敵に笑ったが、投球スタイルや持ち球は、元西武の東尾修さんに代表されるケンカ投法そのものだ。シンカーとスライダーを使い分け、打者の内角を厳しく攻め倒す。「今日はストライクゾーンに投げ込むことと、ストライクからボールになる球を意図的に投げ分けられた」。各打者の懐をえぐるイメージを膨らませていく。
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