精悍(せいかん)な顔つきに侍のユニホームがよく似合う。「新鮮な気持ちでしたし、代表に呼んでいただけるのは本当にうれしいことなので、明日からの試合を頑張りたい」。細川は意気込みを口にした。
初の代表選出。各カテゴリーでも縁がなく「ずっとテレビで見ていた側だった」。あこがれの場所にたどり着くまでには紆余(うよ)曲折があった。2017年にDeNAに入団したが、なかなか芽が出ず、「クビを覚悟していた」という22年オフ、現役ドラフトで🐉へ。和田一浩前打撃コーチとの出会いも重なり、23、24年に2年連続で20本塁打以上を記録した。投手有利のバンテリンドームナゴヤの広さをものともしない長打力は、日本代表に招集されるまでになった。
オランダとの強化試合は2試合。もちろんバットで存在感を示すつもりだ。「長打力はアピールしたいですし、一番は本塁打を打てること。選んでいただいた以上、期待に応えられるように頑張りたい」
打順も中軸を任されることになりそうだ。井端監督は「長打を期待する選手は、いい打順で打たせてあげたい」とコメント。今回のメンバーで長打が持ち味の選手は阪神の大山と佐藤輝、日本ハムの万波と水谷。クリーンアップのみならず、細川が4番に座る可能性もある。
大阪市の杉本商事バファローズスタジアム舞洲での打撃練習では快音を響かせた。練習中は万波や水谷と打撃談義を交わしたり、ソフトバンク・広瀬からは体づくりについて質問を受けた。「すごい人たちがいっぱい来ていますし、いろいろ自分のプラスになることがあれば吸収したい」と笑顔を浮かべた。
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