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◇5日 侍ジャパン強化試合 ラグザス 侍ジャパンシリーズ2025 日本5―0オランダ(京セラドーム大阪)
橋本のスライダーが世界に知られる瞬間がやってきた。5回、3番手として登板。1安打無失点で侍ジャパンでのデビューを果たした。
「スライダーだけではなく、どの変化球もですが、左投手で大切なのはどれくらい腕を振って投げられるか。橋本君のスライダーは初見ではなかなか打てません」
今回のメンバー選考の際に、橋本を強く推したのが能見篤史投手コーチだった。「自信をつければ、岩瀬さんクラスになれる」と言ったとも聞いた。橋本とはほぼ接点のなかった新任コーチの言葉に、井端監督や吉見コーチはもちろん異論はなかった。
初見は国際大会のキーワードである。打者なら初めての球筋をいかに臆せずとらえられるか。投手なら独特の軌道は有効な武器となる。
...もっと見る 「オランダは初めて対戦する打者しかいない。あのスライダーにどう反応するのかを、こちらも見たかったんです」
新戦力の確認は、今回の主要課題。井端監督の「投げてくれ、見せてくれ」のリクエストに、橋本も「どんどん投げていくつもりでした」と、13球中9球がスライダーで応えた。三振を含めて見逃しが3、ファウルが2、凡打が1と初見の打者は対応に苦しんでいた。
プロへの道を切り開いて、侍ジャパンに導いてくれた代名詞。橋本が出会ったきっかけは、父親とのキャッチボールだったという。
「真っスラしていて、スライダー投げてみたらよく曲がるんちゃうかって言われたんですよ」
真っすぐを投げようとしても自然と曲がる。それなら曲げようとすればいいんじゃないか。少年はその気になった。中学で硬式野球を始め、挑戦は本格化。大商大で小屋裕(ゆたか)という同じ左腕の先輩に感覚を教わって、磨きをかけた。
「わりと最初から投げられたんで、自分には合っていたのかなと思います。今は僕の投球の基本線。ゾーンに投げられたし、高さも気を付けた。とらえられる感じはなかったです」
世界に通じるスライダー。初見の橋本は攻略困難と証明できたはずだ。
by🐟

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