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大島洋平外野手(39)がベテラン健在をアピールした。8日に行われたオープン戦の日本ハム戦(エスコンフィールド北海道)に「7番・指名打者」で先発出場。2回1死一、二塁で右翼線へ先制の適時二塁打を放った。宮西との同学年対決で三振したことを悔しがったように、闘志も失っていない。プロ16年目も貴重なピースとして活躍してくれそうだ。

プロ16年目、通算2044安打を放ったバットマンの表情は1ミリも変わらなかった。「何もないですよ」。それもそう。オープン戦5打席目にして初安打をマークしたとはいえ、それが何の安心材料にもならないことは自分が一番よく知っている。淡々と、ひょうひょうと、自らの技術を打席で発揮するための、あくまでも準備期間。2025年も変わらぬ大島の姿がグラウンドにあった。

 0―0で迎えた2回1死一、二塁。1ストライクからバーヘイゲンのツーシームを引っ張ると、打球はライナーで右翼線へ。先制の2点適時二塁打になった。井上監督が「打席が少ない中で、おっさんがベテランの意地を見せてくれた」と振り返る一打で存在感を見せつけた。

 適時打には「鉄仮面」だった大島が、「打ちたかったー」と感情たっぷりに振り返ったのは6回1死二塁で宮西と対戦した打席だ。1ボール2ストライクからファウル3つ。そして7球目だった。外角のスライダーにバットは空を切った。「ちょっと楽しかったです。同学年と対戦できて。やられましたけど」。同じ1985年生まれで、投手では唯一現役の宮西との対戦。同時代を生きてきた869試合登板の鉄腕とのひとときに、心を燃やした。

 時間は流れた。1番打者としてレギュラーを張っていたころとは、立場が違うことは分かっている。「これからどうなるかは分からないけど、レギュラーというわけではないじゃないですか。でも、そこはそんなに気にしていない。なるようにしかならないから。だけど、しっかり良い準備をしないといけない。やることをやるだけです」

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