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降格か、残留か。首脳陣が非情の決断を下す日は、すぐそこに迫っている。今回の北海道遠征に参加している野手は17人。侍ジャパンの強化試合に出場した細川、コンディション不良のボスラーに、名古屋残留の石橋や浜を加えれば21人になる。開幕1軍の野手枠を17とすると、4人がカットされる。

 当落線上の選手にとっては、必死を通り越して命懸けの打席である。8回は彼らの働きで追いついた。辻本が四球、ブライトが右翼線二塁打で好機を広げ、代打・宇佐見が四球で塁を埋めた。2死後、初球の149キロを振り抜いたのが鵜飼だった。左翼フェンス直撃の三塁打。3人が本塁を駆け抜けた。

 「打つことが僕の存在感。ビハインドで出せてよかった。そうでないと生き残れないので」

 アピールポイントは人によるが、鵜飼の場合は「打」に尽きる。「バットの先」であそこまで飛ばしたことより僕が驚いたのは、あの一球が「変化球張りでした」という言葉だった。

 「真っすぐ張りで変化球が来ると、なかなか対応できない。でも初球はいきたい。変化球を待ちながら、真っすぐに対応できたのはよかったと思います」

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