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松中信彦打撃統括コーチ(51)が10日、自身の「4番論」を語った。常勝軍団のホークス、野球日本代表でも主砲を務めた同コーチは敗戦の責任を背負う立場であるとして、「記事やニュースで矢面に立ってたたかれる存在に」と熱弁。メッセージを送ったのは石川昂弥内野手(23)。北海道遠征から名古屋へ戻った背番号25は11日からオリックス2連戦(バンテリンドームナゴヤ)に臨む。


 4番とはどうあるべきか。松中コーチの考えは明確だった。

 「負けた試合は俺のせいだというくらいの責任がある打順。勝たせたじゃなくて、試合に負けさせない存在かな」

 平成唯一の三冠王は常勝軍団のダイエー・ソフトバンクだけではなく、2006年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)でも4番を担った。常に重圧との戦い。打てずに試合を落としたときは地元紙の1面やテレビのハイライト映像などに使われ、批判の矢面に立ってきた。しかし、それが4番を担う者の責務ととらえてきた。「そういう立場になれるようになってほしい」と視線を向けたのは石川昂だった。

 井上監督が4番としての起用を明言する背番号25。春季キャンプ中に左膝のコンディション不良で一時離脱したが、8、9日の日本ハム戦(エスコン)で復帰。2試合で計6打数1安打だったものの、松中コーチの目には良化の兆しが見えた。
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