27日、DeNAとの開幕戦(横浜スタジアム)に備えて敵地で最終調整した。初陣を迎える井上一樹新監督(53)は挑戦の「挑」を胸に刻みシーズンを送る。10月までファンに野球を見せる、つまり、2012年以来のポストシーズン進出を合言葉に、さあ、いくぞ井上竜―。
井上監督は昨季までの順位を踏まえて、目標を設定した。口にしたフレーズは「10月いっぱいまで野球をしようぜ」。ことあるごとに選手へ語りかけてきた。
「僕らの目標として、(クライマックス・シリーズ、CSを)目指していかなきゃいけない。(最下位からのスタートで)そんなこと言える分際じゃないでしょ、と笑われてしまってはいけない。最低でもそこを目標に。10月いっぱいというのが、まず目標。もちろんてっぺんを取りにいくというのを持ちつつ」
CSというワードとは距離を置きつつ、近年は早々とオフに突入していた「10月」に野球をすることの意味を強調した。 チームは3年連続最下位からの逆襲イヤー。立浪前政権からの流れが正解だったと証明するのが井上監督の使命となる。高橋宏を絶対エースへ、石川昂を球界を代表する長距離打者へ覚醒させたい。
変革の中、鹿児島出身指揮官は胸に「挑」を刻む。名将・島津義弘がつくったとされる薩摩の教え「男の順序」は、郷土に生まれた男子の共通言語。指揮官となった今こそ引用できる。
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