大野雄大投手(36)が31日、バンテリンドームナゴヤでの先発投手練習に参加した。今季初登板は3日の本拠地・巨人戦が予想され、投げ合うのは同じ1988年世代で「投」を引っ張ってきた田中将大投手(36)の見込み。同学年の「打」の代表格・坂本勇人内野手(36)も打ち取って、どらポジ竜に追い風を吹かせる。
大野が関係に濃淡のある同級生2選手に勝つ。まず投げ合うのは巨人に移籍した田中将。関係性において「淡」は日米197勝の右腕となる。
「昔からホンマ、すげーなー、でした。セ・リーグに移籍してきて一発目。ドラゴンズは『どらポジ』をスローガンに掲げてスタートしたばかり。横浜遠征について行って今季初勝利の喜びを見てきました。僕が勝って、またひとつ喜びを分かち合いたいです」
2005年夏の甲子園決勝。京都外大西の16歳・大野は背番号2桁。ベンチから、マウンドで躍動する駒大苫小牧の田中将を見ている。「僕は1球も投げていませんけどね(笑)」。強烈なボールで優勝をさらった右腕の姿は衝撃だった。
同学年のメンバーで食事しても、2021年東京五輪で金メダルを分かち合っても「会話はあいさつ程度です」。会話の中で、コアな部分は引き出せなかった記憶が強い。時を経て、同じ沢村賞の肩書を持つ。通算勝利86勝が名球会入りを目指す田中将の出ばなをくじく。
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