◇6日 ヤクルト5-6🐉(神宮)
竜打線がついに春眠から目覚めた。中日は6日のヤクルト戦(神宮)に6―5で打ち勝った。同点の7回、今季初スタメンのブライト健太外野手(26)が左翼へ決勝弾。開幕後12球団で唯一本塁打がなかったチームから、この伏兵の一発など効果的な2本塁打が飛び出した。引き分けを挟んでの連敗は「3」でストップ。さあ、打撃戦もどんとこい―。
敵地・神宮での滞空時間が長い決勝弾。どこか既視感があった。「僕もです。あのときを思い出しましたよ」。ブライト本人もフラッシュバックした一発は、上武大4年の6月に出場した大学日本選手権での西日本工大戦だ。
大会初戦の第1打席。マウンドには後にドラフト1位で西武に入団する隅田がいた。1―1からの真っすぐをかち上げて、左翼席への決勝アーチ。今季1号と同じく、なかなか落ちてこない打球だった。「あのホームランで人生が変わりました」。3年までリーグ戦無安打の無名選手が同大会で打率6割1分5厘、2発、5打点と大暴れ。ブライト健太の名を一躍広めた。
4年弱のときをへて、神宮の青空に描いた同じような放物線。大学と同じ雌伏のプロ3年間が花開くきっかけになるはずだ。
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