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しかし、広岡氏は「もう少し我慢すべきだ」と提言した。
「石川以外に4番に適した選手がいないのであれば、誰が打っても大差はない。我慢して使ってやらねば育たない」
井上監督は、開幕前に「4番は(石川)昂弥でいく。僕の信念、我慢比べ」との覚悟を口にしていた。
「井上の4番固定宣言が、逆にプレッシャーとなり、石川はひとりでしょいこんでいるように見える。かなりメンタル的にはしんどいのだろう。こういう時こそ、それをみんなでカバーしてやればいい。中田は何をしているんだ?」
左脇腹を痛めて開幕に間に合わなかった新外国人のボスラーが昇格してきて「1塁・5番」でスタメン出場したため、中田はベンチスタートとなり、7回に一死一塁で代打で起用されたが、センターフライに終わっていた。
そして広岡氏は、こう指摘した。
「弱いのは、監督の采配うんぬんの問題ではないだろう。投手力は整備されているのに主力になる野手が育ってきていない。ハッキリ言ってフロントが中、長期のチーム作りに失敗している。フロントに、野球のわかるしっかりとしたGM的な人間が必要だと思う」
落合監督、落合GM時代に高校生に目を向けずに社会人を軸とした偏ったドラフトを続けてきたため、選手の年齢やポジションのバランスを欠き、中長期の強化計画に大きな影響を及ぼした。立浪監督時代には、二遊間を3年間で7人も指名したが、それもそこまでのドラフト戦略の歪から、そうせざるを得なかったという事情もあった。昨年オフのドラフトでは育成も含めて高校生を5人獲得した。
井上監督も言及していた。
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