黒星デビューも黄金ルーキーの片りんを見せた。4球団競合で🐉入りしたドラフト1位金丸夢斗投手(22)がプロ初登板初先発。6回5安打2失点で敗戦投手になったが、最速152キロの直球を軸に8三振を奪った。「真っすぐは通用するなって思った」と自信を深めた。井上一樹監督(53)は投球内容を高評価。1度抹消するが、間隔を空けすぎないうちに次回の登板機会を与える考えだ。
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プロ第1球から、スタンドをざわつかせた。1番桑原の内角へ、金丸はこの日最速152キロ直球を投げ込んだ。「悔いがないように入りたかった。真っすぐを全力で、と決めていた」。プロ初奪三振は2番牧から。「取りにいった」と高め150キロで空振りさせ、3球三振。DeNA打線から8つの三振を奪った。
6回92球のうち、半数を超える47球が直球だった。「真っすぐは通用するなって思った」。テイクバックが小さく力感のないフォームから、打者の手元で直球が伸びるのが持ち味。ボールは親指を曲げて握るのが基本だが、金丸は曲げずに親指の腹の一部しかつけない。「手のひらで、手の中心で投げるイメージ。指先だけだと球が吹き上がるので、それを抑えるために。投げやすくて勝手にそういう投げ方になりました」。内角も大胆に突いていける制球力のよさも、そこから生まれている。
木下の2号ソロで先制してもらった直後の4回、2巡目の主軸ということもあり変化球で慎重になった。1死からオースティンに低めに変化球を集めた結果、四球。「ちょっと慎重にいきすぎた」。連打で1死満塁となり、山本も内角直球で詰まらせながら左翼に運ばれ逆転された。「少しでも甘く入ると、差し込んでいてもヒットゾーンに運ばれる」と、プロのすごさを肌で感じた瞬間だった。
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