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【福留孝介の目】◇11日 阪神1―0竜(甲子園)

阪神に2試合連続の完封負けを喫した。現在、本塁打と打点ともにリーグトップの佐藤輝に初回、松葉が右翼フェンス直撃のタイムリー二塁打を打たれ、その1点を返せなかった。

 ルーキー左腕の伊原、湯浅、及川、石井、岩崎の継投に6安打。6回には無死一、二塁とチャンスをつくったが、カリステの送りバント失敗も響いて、反撃を阻まれた。8回先頭の打順に代打で登場したベテラン大島洋平外野手(39)も突破口を開けなかった。石井に対してボール、ファウルのあと149キロ真っすぐに遊ゴロだった。

 レギュラーとして通算2044安打を記録してきた大島は今季、まだノーヒットが続く。日米通算2450安打を記録した、日本生命の先輩でもある本紙評論家の福留孝介さん(48)は自身の経験も踏まえて「1試合に4打席立ってきた選手が1打席だけとなると、やはり難しいものなんです」と言う。

 今季の大島は開幕から代打とスタメン1試合で10打席9打数ノーヒットと結果が出ないため、4月11日に出場選手登録を抹消され、2軍で再調整した。6日に再昇格したが、代打3打席でジャクソン(DeNA)に三振、村上(阪神)に右飛、石井に遊ゴロ。今季通算12打数ノーヒット、2000安打を達成したほどのヒットマンが苦闘している。福留さんも自身の現役時代を「四球は取っていたけど、26打席ぐらいノーヒットだったことがある」と振り返る。それだけに大島の苦悩は手に取るように分かる。

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