803: %MTFlYzYy(3)
OBで1999年優勝メンバーの武田一浩がドラゴンズを語る。昨季まで球団史上初の3年連続最下位、なぜ現在のドラゴンズは苦しんでいるのか? 武田の見解を聞いた。
ドラゴンズはなぜ、3年連続で最下位なのか――。
この単純にして難解な問いに対して、1999年の優勝メンバーであり、現在は明治大学でも後輩の指導に携わる武田一浩氏はこう答えた。
「簡単な話だよ。スカウトが選手のことを見えてない。想像力が足りないんだ」
...もっと見る スカウトとは、将来を見抜く力である。今の能力だけでなく、「この選手がどう育つか」という“想像力”をもって指名しなければならない。だが、現在のドラゴンズはその視点が欠けていると武田氏は指摘する。
「グラウンドにスカウトが来ているから、俺はよく聞くんだけど、『この子どう思う? この後どうなると思う? 』っていうのを聞くんだけど、あんまり見えてない感じなんだよね」
その一方で星野政権時代はスカウトに“眼力”があったという。
「仙さん(星野仙一監督)のときは、スカウトが頑張ってた。福留孝介や岩瀬仁紀を取りに行ったのも、数年後のチームの将来を見据えてたから。今のドラゴンズには、それが見えないんだよ」
「今のドラゴンズ、すぐに名前が出てこないでしょ?」
さらに、落合博満政権下での成功とその後の失速を、武田氏はこう分析する。
「たしかに落合さんの時は強かった。井端(弘和)、荒木(雅博)、レギュラーが固定されていたからね。監督って勝つことを一番に考えているから。でも、問題はそこから先。ベテランの力が衰えたとき、次のレギュラーが育っていなかった。5年先のチームを考えて、選手起用をしていなかった。レギュラーの入れ替えができなかったんだよ」
つまり、盤石だったレギュラー陣の裏で、若手の台頭が滞った。そして今、そのツケが一気に表面化しているという。武田氏は同じくOBであるホークスの例を挙げた。
「強いチームをつくるには順序がある。根本(陸夫)さんがホークスで編成やってたことを見ればわかるよ。まず核になる野手を揃える。小久保(裕紀)、井口(資仁)、松中(信彦)、柴原(洋)、城島(健司)。彼らをレギュラーにするために試合に出し続けるんだよ。で、3年から5年かけて使えるように育てた。その後に、いいピッチャーをドラフトで取ってくれば、自然とチームはまわり出す」
野手が固定されていれば、投手陣は安心して腕を振れる。逆に、投手ばかり先に揃えても点が取れなければ勝てない。武田氏は、「今のドラゴンズは、その順序をまったく踏めていない」と憂える。
「今のチームを見て、『レギュラー誰? 』って聞かれても、すぐに名前が出てこないでしょ? だって4月のスタメンと5月のスタメンまったく変わっちゃっている。それがすべてだよ」
by🐟

添付:📷画像(webp) 692.4 KB
[引用][返信][編集][削除]
[👍0][👎0][返信数:1][報告0]