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名古屋に“新しい風”が吹く。佐藤龍世内野手が17日、本拠地でのオリックス戦に「5番・三塁」で移籍後即スタメン出場を果たした。試合は3-5で敗れたが、2打数1安打1打点を記録した。試合開始3時間半前には“ドタバタ”で入団会見が行われ、同席した井上一樹監督が「うちにないものも持っていると思う」と話すなど、大きな期待が寄せられた。

佐藤は2018年ドラフト7位で西武に入団し、2021年にトレードで日本ハムに移籍も、2022年オフにトレードで再び西武に戻るなど、今回で3度目の移籍となった“ジャーニーマン”。「一昨日(移籍と)言われて、昨日移動して、今日スタメンで心臓が持たないというか、何個あっても持たないよと思いました」と吐露するほど激動の3日間だった。

 初回からチャンスは回ってきた。1死満塁の場面で打席を迎えると、5球目を振り抜いた。打球は高く舞い上がり、後退する中堅手の元へ吸い込まれ犠飛に。第1打席できっちり役目を果たし、初打点をマーク。本拠地からは大歓声が贈られた。

「緊張しましたね。昨年ぶりの1軍の打席だったので……。久しぶりにブルブル身震いするような打席でした。守備の時も1回~9回まで緊張していました」。試合後には安堵の表情があった。

 井上監督は「ご存じの通り、怪我人が続出している。(選手獲得を)模索していた」と獲得の経緯を話し、「三塁手がうちのチームの課題。思い切りのいい野球小僧という面々を持っていることを聞いた。うちにないものも持っていると思う」とチームの課題を埋める役割として期待を寄せていた。

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