◇セ・リーグ 竜7ー1広島(2025年7月12日 バンテリンD)
復活を予感させる快投劇だった。大野が4安打1失点で9回を投げ抜き、自身3年ぶりの完投勝利で5勝目を挙げた。22年8月12日阪神戦以来、実に1065日ぶりとなる歓喜をかみしめた。
「もう、できひんかなと正直、思っていました。5~6回がいっぱいいっぱいというイメージが自分の中でも少しあったので。前回で自信を取り戻した」
前回の4日ヤクルト戦は完封目前の9回1死で左足がつって降板したが、8回1/3を1失点。この日も9回に1点を失ったものの、直球とツーシーム、カットボールを効果的に織り交ぜ要所を締めた。「勝てればいいので。最後まで投げ切れたことで十分」と振り返った。
通算91勝は球団左腕では、今中慎二に並ぶ歴代3位タイ。若手時代に投手コーチとして指導を受け、公私で慕う先輩と肩を並べた。「完投しまくった今中さんに、完投で並べたのはいいこと。次回、超せるように」
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