◇30日 竜0ー2巨人(バンテリンドームナゴヤ)
30日、バンテリンドームナゴヤでの巨人戦に0―2で敗れ、首位の阪神が広島に勝ったため、自力優勝の可能性が消滅した。打線はおよそ1カ月ぶりの先発となった巨人・戸郷に6イニング無得点に封じられ、リリーフ陣も打ち崩せず、今季17度目の零封負け。先発した柳裕也投手(31)はゲームをつくったが、6回に2点を失い、2敗目を喫した。
遊撃・村松が視界にカットイン、したと思ったらはじいた。白球は三塁線へと転がる。チャージして捕球体勢に入りかけた左翼・細川は大慌てでブレーキをかけて方向転換。6回2死一、二塁だった。三遊間へ飛んだ巨人・岸田の打球。ダイビングキャッチを試みた背番号5は捕りきれなかった(記録は左前適時打)。
「両軍無得点の中での、あの2点は重かった」。井上監督は苦虫をかみつぶす。三塁コーチャーズボックスの巨人・松本外野守備走塁コーチの指示もストップだった。村松がはじいたのを確認して、右腕をグルグル回した。二走・佐々木に再加速され、先制のホームを陥れられた。
指揮官が気になったのは柳の投球にもあった。2死一、二塁で岸田にも増田陸にも初球をたたかれた。「あそこ。ボールをそろえすぎちゃったのかな。対戦3巡目ともなれば、データも出てくる」。もう少しほかの方法はなかったのか。バッテリーに注文をつけた。
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