【朗報】カリステ残留決定
カリステとの来季契約に大筋合意、残留へ 「家族みたいなチーム」深いドラゴンズ愛 「できれば引退まで日本でやりたい」
オルランド・カリステ内野手(32)との来季契約に大筋合意したことが1日、分かった。来日2年目の今季は内外野の4ポジションと5つの打順をこなすなど、攻守でチームの穴を埋める活躍を見せたカリビアンの働きを評価。条件面については今後、詳細を詰めていく。
ユーティリティープレーヤーとして奮闘したカリビアンが来季も竜のユニホームに袖を通すことになった。「自分が最初に日本に来るチャンスをくれたチーム。来季もドラゴンズでプレーできることが一番いいと思っている」と語ったカリステの希望が実現する。
来日1年目だった昨季こそ慣れない異国でのプレーに苦しんだが、今季は攻守でチームの穴を埋めた。開幕当初はバックアップ要員ながら、4月中旬に高橋周が右外側ヒラメ筋損傷で離脱すると三塁を任された。その後は一塁、左翼、中堅を含めた4つのポジションをこなし、打撃でも6試合で4番として先発出場するなど多くの試合で中軸を担った。ここまで112試合に出場して打率2割6分4厘、ともにチーム2位の7本塁打、36打点をマークしている。
...もっと見る 日本の野球に適応しつつあるカリステの働きを球団は評価。条件面に関しては今後に調整するものの、来季の残留は大筋で合意している。
自身も2年間プレーした日本での野球を気に入っている。この日、バンテリンドームでの練習後に取材に応じると「日本のリーグは素晴らしい。レベルが高いところで挑戦したい。できれば引退するまでやりたいくらいだ」とコメント。ドラゴンズへの愛も深く「チームメートもコーチもプロとしてリスペクトを持って接してくれる。家族みたいなチームだ」と居心地のよさを感じている。
シーズンは残り3試合。目下の目標は、あと3本に迫ったシーズン100安打だ。「いい目標。出番があるかどうかは分からないが、しっかり準備をして100という数字に到達できれば一番いい」。全力プレーが信条の背番号99が、来季も竜を支える。
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