竜関係者も長嶋茂雄さんを偲ぶ
監督時代の1994年には、ドラゴンズとリーグ優勝をかけた「10.8」決戦で勝利。ドラゴンズの井上一樹監督はこの試合でベンチ入りしていました。
ドラゴンズの井上一樹監督:
みんなをもっていく明るさといいますか。相手ベンチから見ていた時も「おぉ〜長嶋さんだ!」というようなイメージで見ていた。
■「長嶋さんは別格」ドラゴンズレジェンドの権藤さんは現役時代に三振奪えず
...もっと見るドラゴンズのレジェンド・権藤博さん(86)も、長嶋さんとの思い出を振り返りました。
権藤博さん:
最後に会ったのは(4〜5年前の)宮崎のキャンプでお会いしましたけど。「ミスター、権藤です。覚えてくれていますか?」と言ったら「ゴンちゃん、覚えてるよ!」とは言ってくれましたけどね。ミスターのことだから、復活してくると期待していましたけどね。
権藤さんは1961年、プロ初登板で既にスーパースターだった長嶋さんと対決しました。
権藤博さん:
「3番 サード 長嶋」とアナウンスされた時、これが天下の長嶋かと思って。投げたらガーンと打たれたのがレフトフェンス上段直撃で、ホームランと紙一重のツーベース。
プロ1年目、310もの三振を奪った権藤さんですが、長嶋さんからは1つの三振も奪えなかったといいます。
権藤博さん:
ミスタープロ野球、別格ですね。
長嶋さんが監督になってからも「別格だった」と振り返ります。
権藤博さん:
分からないですもんね、長嶋さんは。バッティングと同じで何をしでかしてくるのか。「10.8」もすごいピッチャーを突っ込んで、最後はドラゴンズがやられたんですよね。
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