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4.オレ的のドラゴンズ松葉が7回6安打無失点の力投で、自身8連敗中だったロッテ戦でオリックス時代の14年8月26日以来11年ぶりの白星を手にした。
「あまりそういう意識はなかった。何とか勝てたのは良かった」。要所を締める投球で早くも昨季を上回る6勝目。7回の打席で左手甲に死球を受けて交代したが、その後の1死満塁で田中が決勝の右犠飛を放った。左手は「折れてはいないと思う」と病院に行く予定はなく、腫れなどを確認して今後の登板を決める。チームは今季2度目の同一カード3連戦全勝。ロッテ戦の全勝は交流戦が4試合制だった11年以来となった。
▼田中(7回に先制の右犠飛を放ち、7日のサヨナラ押し出し四球に続く連日の勝利打点)松葉さんがああいう形で退いちゃったんで、点を入れて勝ちを付けたかった。
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井上竜が息を吹き返した。敵地ソフトバンク戦で3連敗してからの本拠地3連勝。指揮官は人知れず反省し、バンテリンドームへ戻ってきていた。湿っぽくなる全体ミーティングは避けた。グラウンド上で選手個別への声かけで雰囲気づくりに徹した。
「俺は要所しかしゃべらないと決めている。(みずほペイペイドームでの)試合運びを振り返ったら、俺自身が声を出せていなかった。ホームでは不思議と声が出た。やっぱり声は大事だと改めて感じた」。サインを出すのに臆病になる自分に気付いたという。差し込まれたら勝負は負け。本拠地をきっかけにあるべき姿を確認して臨んだ。
1点リードの8回にボスラーが右翼席へ3号ソロを放った際は左手を握り締めた。「助っ人外国人で大きいのが打てないと感じていたと思う。弾みになればいい」と会心の表情。続く高橋周の右前打からつくった2死一、二塁の好機では代打ブライトを送った。
ニコニコしながら見守った。「迷わず出した。ここぞのおいしいところ。追い込まれていても、ああいうバッティング(内角球をはじき返して一塁線を破る適時二塁打)をできるのが彼の魅力。また一人で騒いでいた(笑)」。ナインと一緒になって喜んだ。
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