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>>335
 “4番サバイバル”を宣言した。
 確かに4番候補は中田一人ではない。現役ドラフトで横浜DeNAから移籍して以来、2年続けて結果を残した細川成也、怪我に苦しみながらもポテンシャルを持つ石川昂弥、そして新外国人のボスラーがいる。
 ボスラーは、4月以降、ほぼ戦力にならなかった中田と共に、最下位脱出のカギを握る重要な新戦力だ。昨季のチーム防御率は2.99でリーグ4位だったが、チーム得点の373は、リーグワースト。いかに点を取るかが重要なポイントとなっている。
 立浪前監督時代は、ビシエドの成績が下降線をたどり、メジャー通算41本塁打のアキーノが、わずか1本塁打と戦力にならず、それほど期待をかけていなかったディカーソンも打率.205、3本塁打に終わり、カリステがかろうじて生き残っただけ。 外国人はまったくプラス戦力になってくれなかった。
 ボスラーは、昨季はマリナーズ傘下の3Aのタコマでプレー。119試合に出場して打率.303、31本塁打、110打点をマークしている。バリバリのメジャーリーガーではないが、マイナーでは、5年連続で二桁本塁打を放ち、マイナー通算162本塁打を誇る。マリナーズの最終年の年俸は74万ドル(約1億1000万円)だったことを考えると、推定年俸は1億円を突破しているだろう。
 実はこのボスラーは複数の候補の中から井上監督が選んだ。
「候補はたくさんいたが、チームバランスを考えると、中田翔、石川昂弥、細川成也、福永裕基と右打者は揃っているので、まず左打者。そして優先したのはコンタクト率のいい打者。どうしても三振だけはやめてくれという場面で、ぶりぶりいって、わがままなスイングをして三振して帰ってくるような打者はいらない。そこでセカンドゴロを打てば、1点入っていたじゃんというところで、最低限、セカンドゴロを打てる打者が欲しかった」
 一塁、三塁、外野と複数ポジションが守れることも頼もしい。
 ただキャンプのフリー打撃だけでは「まだわかりません」と井上監督もその評価は先送りしている。
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