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夏場に無双9連勝、7月と9月に月間MVP…「ビールかけは最高でした」
「(6月26日横浜戦から)夏場に9連勝したんですよね。ちょうど大事なところで勝てたのはよかったんですけど、優勝した年のピッチングって、神宮で優勝が決まる前の先発(9月28日、ヤクルト戦)で完封したことくらいしか覚えていないんです。普通もっと覚えていますよね。それくらい、最初にバタバタしていたのかなぁって思いますけどね」。とはいえ9月も4勝1敗、防御率1.67で月間MVP。5月以降はエースとして大活躍だったのは間違いない。
9月30日のヤクルト戦(神宮)に5-4で勝利して11年ぶりのリーグ優勝が決定。恩師である星野監督を胴上げした。「その試合はベンチ入りしていなかったけど、裏にいてアップシューズでスタンバイしていました。祝勝会も楽しかったですねぇ。ビールかけは最高でした。あれは一生の思い出ですね。監督にもかけることができましたしね」と野口氏は顔をほころばせた。闘将には感謝しきれないという。
「ホントに自分は星野さんに育てられたというか、期待されて、怒られもしたけど、チャンスは人一倍もらったと思っているんでね。星野さんの場合、何が悪いかが一発でわかるんで軌道修正もしやすかった。胴上げできて、ビールかけもできて本当によかったです」。そんな中、悔いがあるとすれば20勝にあと1勝、届かなかったこと。シーズン最終の10月10日のヤクルト戦(神宮)に先発し、好投したが、打線の援護にも恵まれず、9回0-1でサヨナラ負けで終わった。
野口氏はセ・リーグMVPに選出されたが、タイトルはそれだけ。20勝をマークした巨人のルーキー・上原浩治投手に最多勝、最優秀防御率、沢村賞、ベストナイン。ゴールデン・グラブ賞などを持っていかれた。「それは優勝できたからいいですよ。ただ、19勝して最多勝を取れなかったのはきついですよね。僕は最優秀防御率を2回(1998年と2001年)取らせてもらいましたけど、そう考えると最多勝には縁がなかったですね」。
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