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4試合連続無四球完投の日本タイ記録も白星は伸びず…12勝止まり

 3度目の出場となったオールスターゲームでは第3戦(7月24日、札幌ドーム)に先発して3回5失点で敗戦投手。初回、西武のアレックス・カブレラ内野手に3ラン、3回には近鉄・中村紀洋内野手に2ランを浴びた。「状態はそんなに悪くなかったんですけど、オールスターで打たれると駄目なんですよ。打たれなくてもいいものを、打たれてしまうと怖さというか、変な残像が頭に残っちゃうんでね」。

 それでも後半戦の野口氏の投球は決して不安定なものではなかった。8月5日のヤクルト戦(神宮)から4試合連続無四球完投の日本タイ記録も成し遂げた。「でも(その間、2勝2敗で)全部は勝っていないでしょ。完投しているのに、勝ったり負けたりで……」。制球難が大きな課題だった頃を考えれば「大したものですよね」と笑ったが、巨人・松井の打球を受けてからは、好投しても、どうにも勝ち負けに関する流れの悪さを感じていたようだ。

「(無四球完投の)記録が止まった横浜戦(9月1日、横浜)も(2-2の9回2死で横浜の)谷繁(元信)さんに決勝打を打たれた後に、外国人の左バッター(ジョン・ズーバー内野手)だったんですけど、真っすぐを投げても全く振らないんですよ。で、ストライクをとってくれるかなぁって球を審判にボールと言われて、フォアボールになって途切れたんです。あの選手が打ってアウトになってくれたら5試合連続無四球完投。あと1人だったんですけどね」

 その試合は9回に谷繁の一打で2点入って、🐉は2-4で敗戦。野口氏はシーズン6敗目を喫した。「9回2死からの谷繁さんだって本当は勝負したくないところだったんですが、無四球(の記録)があるから(歩かせずに)勝負して打たれたんです。で、次の外国人にフォアボールでしょ。ダブルショックでしたよ。負けて記録も途切れて終わるという……。まぁ大変だったのはキャッチャーですけどね。僕の記録のために組み立てが難しくなっていましたから」。
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