◇交流戦 竜3ー1楽天(2025年6月10日 山形市)
反撃の口火を切ったのは、若きリードオフマンだった。岡林が7回に同点打を放ち逆転劇を演出した。
「なかなか点が入らなかったので、1本出せてよかったです」
0―1の7回2死一、三塁で、ヤフーレの外角147キロツーシームを左前へ運んだ。その後2死満塁で上林のゴロを一塁・浅村が後逸する適時失策で2走者が生還し、この回3得点を呼び込んだ。
初回先頭でも左前打を放っており、交流戦7試合目で5度の複数安打。今季通算70安打で両リーグ単独トップに浮上し、「考えるところは考えるけど、思い切ってやる時は、思い切って。簡単に調子は落ちる。割り切りが大事」と力を込めた。
...もっと見る交流戦でのセ独り勝ちは、18年6月13日以来、7年ぶり。チームは今季2度目の4連勝を飾った。ちなみに球団の山形県内での白星は、現役時代の井上監督が、ぎっくり腰で同行しなかった05年7月26日横浜戦以来20年ぶり。指揮官は「(今日は腰の調子は)いいに決まってるだろ」と上機嫌だった。
【写真】生還した岡林とタッチを交わした際、肩を痛めた井上監督(右)
名誉の負傷やな🤭 by🐟